シルバーワーク

インディアンジュエリーとは、作る部族により特徴があり、その違いを見比べることが一つの楽しみとも言えます。

代表的な部族とシルバーワーク

ホピ族

ホピ1

ホピ族はアリゾナ州北部に居留する部族です。
トウモロコシ農業が盛んで、トウモロコシは儀式の中心となり、また主食となっています。
自然を決して乱すことのない生活を営む反面、ホピ族の居留地であるフォーコーナーズはウランの採掘所も存在し、20世紀初頭にはアメリカ政府によるホピ族強制移住計画という悲劇にもさらされています。
また、マヤ族文明の末裔とされ、ホピの予言は書籍にもなり広く知れ渡るきっかけとなりました。
ジュエリーは、サンドブラスト製法を中心とした語り継がれるストーリーを模したものが数多く作り上げられています。

ズニ族

ズニ1 ズニ2 ズニ3 ズニ4 ズニ5

ズニ族はニューメキシコ州に居留する、比較的少数の部族です。
精霊や儀式については決して外部公開されることが無く、かつ少数であることから、独自の伝統が語り継がれています。
また、部族内でのつながりがとても強い一方で、外部から訪問にも友好的で、部族外の文化も積極的に吸収しています。
様々な製法が織り交ざったズニ族が作り出すジュエリーは、インレイ、ニードルポイント、クラスターといった、石や貝を精密に削り出し、色とりどりに組み合わせてできあがっています。

ナバホ族

ナバホ1 ナバホ2 ナバホ3 ナバホ4 ナバホ5 ナバホ6 ナバホ7 ナバホ8 ナバホ9 ナバホ10 ナバホ11

ホピ族同様にフォーコーナーズ周辺に居留する、大きな部族です。
かつては他の部族への略奪行為が見られましたが、18世紀以降の羊の放牧により羊毛による織物が作られ、ナバホラグは現在となっても希少価値の高い物となっています。
また、ナバホ族の言語であるナバホ語は解読の困難な言語として、アメリカ軍の暗号として使用され、多くのナバホ族はコードトーカーとして徴兵されました。
ジュエリーは、ブラスト製法、インレイ製法と幅広く作られていますが、大きなターコイズを大胆にあしらうことが、ナバホジュエリーの特徴と言えます。

サントドミンゴ族

サントドミンゴ1 サントドミンゴ2 サントドミンゴ3 サントドミンゴ4

サントドミンゴ族はサンタフェの近く、リオグランデ川の近くに居留する部族です。
16世紀頃よりヨーロッパ文化との交流があり、古くからのサントドミンゴ文化とヨーロッパのカトリック文がが融合され、セントドミニクの生誕を祝うセントドミニク祭が一般公開されています。
ジュエリーについては、サントドミンゴ族が最も特色があるとも言え、リオグランデ川の恵みである貝や石から削りだしたビーズが精製され、ビーズによる色とりどりなジュエリーが作り出されています。

ご注文方法とSIOUXのこだわり

遠方の方には申し訳ありませんが、SIOUXは通販を行いません。

アメリカインディアンの中でも特に石を尊ぶナバホ族では、
「石が人を呼ぶ」「石が人と人を出会わせてくれる」
と考えられており、当店でもその思いを持っています。
石を手に取り、石と向き会い、石へ語りかけてください。
きっと通じるものがります。

SIOUXのこだわりにお付き合いいただき、ご来店をお待ちしております。

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